気が付いた時、彼女は透明なクリスタルの中にいた。
とてもとても小さくなって、頑丈なその球の中に閉じ込められていた。
そして眼の前には王子。
彼女に気付いた王子が慌てふためくが、一体何がどうなっているのかさっぱり分からない。

そこに、謎の使いが現れる。
王子がとても恐ろしい罪を犯したので、代わりにお姫様を閉じ込めたという。
使いは王子に告げる。
お姫様を救い出したければ、この世界にたった一つしかないクリスマスツリーを完成させろと。
それが出来なければ、お姫様は悪夢の中に永遠に閉じ込められてしまうだろう、と───。

 

聖なる夜に煌めく魔法が降り注ぐ。
恋の始まりから一歩進んだ恋人達の夜のために。